日産婦医会報(平成15年5月)

開設者急逝後に必要な届出・手続き

前医療対策委員会副委員長 小関 聡


【はじめに】

 開設者が不幸にして死亡した場合、遺族が届け出なければならない書類は予想外に多い。昭和62年、当時の日母医報に同じテーマを掲載したが、その後15年以上経過し関係法令や制度も変更されているため、今回改めて取り上げた。手続きは、法定相続人が行うが、その中に相続する医師がいればその医師が行うのが一般的である。文中は役所等で渡される書類、は相続人が用意する書類である。

【保健所】