オンライン診療の解説講座
解説
新型コロナウィルス感染症は日本社会におけるデジタル化の遅れや人材不足、システム連携の非効率性を白日の下にさらし、これに対し政府は情報通信技術の革新による社会変革(デジタルトランスフォーメーション(DX))を国策として進めることとし、医療分野においてもDXは不可避であり、健診や診療データーの活用のため全国の医療機関と国や地方公共団体との情報連携システムの構築がはじまる。まずはマイナンバーカードの健康保険証利用やオンライン診療のあり方などが初期の課題となると考えられる。そこで情報技術(IT)部会の中にワーキンググループを設け、産婦人科領域で実際にオンライン診療を行う場合の参考としていただくべく産婦人科ゼミナールとして公開することにした。
編者 ワーキンググループ委員 福嶋 恒太郎(座長)、藤井 知行、二井 栄、平田 善康、
小林 浩、柏木 智博、石谷 健、星 真一、早田 英二郎
制作協力 株式会社メドレー
研修内容
- オンライン診療って、なにそれおいしいの?
- 第2回 オンライン診療の定義、分類(種類)、目的
- 第3回 オンライン診療をする際に守らなければいけないこと
- 第4回 通信環境(情報セキュリティー、ネット環境、利用端末)
- 第5回 オンライン診療の診療報酬
- 第6回 オンライン診療、遠隔医療への日本産婦人科医会の取り組み
- 最終回 オンライン診療に関する各種検討会での議論の概要
講師紹介
- 情報技術(IT)部会 オンライン診療プロジェクトチーム