産婦人科関連の医療事故、紛争とその対策
解説
産婦人科臨床の現場では、日々研鑽を積み注意深く診療を行っている医師であっても、思いがけず医療事故・紛争等に遭遇することがあり得ます。これらのトラブルを過度に恐れず本来の適切な医療を提供するためにも、紛争事例の概要や紛争処理の過程を知ることは有用です。これまで医会報に掲載された紛争事例や公開されている裁判例を紹介しながら論点を整理し、トラブル予防対策やトラブル発生後の対応についても考察します。
研修内容
- 1.産婦人科紛争事例の特徴と最近の動向
- 2.カルテの記録と保存
- 3.インフォームド・コンセント
- 4.インフォームド・コンセント補講(宗教的輸血拒否と医療ネグレクト)
- 5.診断・治療とガイドライン
- 6.事例から学ぶ:妊娠分娩管理1
- 7.事例から学ぶ:妊娠分娩管理2
- 8.事例から学ぶ:新生児管理*
講師紹介
- 秦 奈峰子
- プロフィール
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東京弁護士会所属 太田秀哉法律事務所 弁護士
成城木下病院 医師