編 集 後 記

「災害時における周産期医療」では,いかに被災者に寄り添いつつ医療を継続する かという観点で編集されており,その実現のための全国的な協力体制の構築まで踏み込まれた内容となっております.この内容が,DMAT や災害時小児周産期リエゾン, 診療ガイドラインなどと共通化され,応用,実践,基礎教育が連動されるようになれば,「災害に強靭な周産期医療」が実現されると期待します.今後の通信輸送の進化 や災害の多様化が想定されますので,定期的なバージョンアップが期待される特集と考えています.

最後になりますが,本書に貴重な時間を割いてご執筆にいただきました先生方,編集・校正などにご尽力いただきました研修委員会の委員の先生方に深く感謝申し上げます.

(副幹事長 松田 秀雄 記)