(1)biopsychosocial model
・ ストレスに対する個人の反応は身体的因子,心理的因子,および社会的因子が複合的に絡み合って生じた結果であり,これを多元的にとらえる枠組みがbiopsychosocial model である(図3).そしてこれら 3 つの因子は,接種前(素因),接種時(促進要因),接種後(持続要因)のいずれの段階でも個人の反応に影響を与え得る.それぞれの時点で 3 つの要因に該当するものを同定,理解しておくことはストレス反応の予防,診断,そしてマネージメントをする上で重要である.