4.災害発生時の日本産科婦人科学会(学会)および日本産婦人科医会(医会)
1.東日本大震災,熊本地震の経験を経て,学会と医会が認識を共有し,役割を分担して迅速に対応する体制が整備されてきた.
2.大規模災害発生時,学会災害対策・復興委員会が直ちに活動を開始する.
①連携体制の確保
・被災地の保健医療調整本部・災害時小児周産期リエゾン
・被災地の大学産婦人科教授・学会連絡委員
・被災地の医会支部
②情報収集
・被災地からの情報,PEACE からの情報の収集,被害状況
・支援の必要性の確認
3.学会が災害対策本部を設置する.
・医会と連携体制を構築する.
4.学会と医会の役割分担(原則)
・人的支援:学会
・物的支援・経済的支援:医会
・国・行政との対応:両会が共同して対応