5.熊本地震の際の学会・医会による支援体制

・2016年4月の熊本地震では,東日本大震災の教訓を踏まえ,学会・医会の連携のもと支援活動が行われた.

・熊本大学産婦人科(被災地基幹施設),災害時小児周産期リエゾン,学会・医会の調整担当が連携し,搬送調整,人的支援,物的支援が行われた(図13)

・東日本大震災の際,支援物資の搬送体制に混乱がみられたことから,医会で福岡県に被災地外の備蓄基地を設け,必要に応じて熊本大学病院に搬送する体制を構築した(図14)