排卵があると、なぜ基礎体温が低温期と高温期の二相性を示すのですか?
排卵があると、なぜ基礎体温が低温期と高温期の二相性を示すのですか?
排卵後、卵巣に残った卵胞は黄体となって黄体ホルモンを分泌します。黄体ホルモンには体温を上昇させ、子宮内膜を着床しやすい状態にするはたらきがあります。高温期はだいたい14日間つづき、この間に妊娠が成立しないと、子宮内膜がはがれ落ちて月経がはじまり体温が下がって、次の排卵がおこるまで低温期がつづきます。その体温の動きが基礎体温表に二相性となってあらわれるわけです。
小冊子『赤ちゃんがほしいあなたと彼へ』より引用