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鯛

 

電子メールの有効活用

(1) 日母メーリングリストの概況

日母メーリングリストが開設されて2年が経過した。日母メーリングリストが稼動しているコンピュータへのクラッキング(妨害行為※1)による数週間の稼動停止があったものの、それ以外は非常に安定して稼動している。メーリングリストが停止している間不便を感じた参加者も多く、日母メーリングリストが会員間のコミュニケーションの一環として定着しつつある。

 日母メーリングリスト上で討議された話題としては、乳がん検診、鉗子分娩か吸引分娩か、新生児聴力検査等々、臨床に即した実戦的なものが多かった。

 発言者とその発言回数については、最多発言者の93件を筆頭に10位でも20件の発言回数と、積極的に参加されるコアメンバーが構成されてきたと考えられる。

(※1)一般にハッキングと呼ばれているのは間違い。ハッキングとはコンピュータに熟達した人間が困難な問題に取り組み、見事に解決するようなことを言い、これらの人間はハッカーと呼ばれ尊敬される存在。悪意でネットワーク資源を破壊することはクラッキングと言い、彼等をクラッカーと呼ぶ。

(2) メーリングリストの活用範囲の拡大

 情報処理検討委員会では、委員会の案内、出欠の返事、委員会の事前討議等についてすでに電子メール(メーリングリストを含む)により行っており、これによる時間的金銭的な利点が得られている。

 そこで今年度は日母メーリングリスト、情報処理検討委員会メーリングリストの他に、社保部、研修委員会、医療対策委員会の3部と幹事会のメーリングリストを開設し活用されてきており、日母活動の効率化に寄与している。しかし、情報処理委員会では電話やファックスによる連絡がほとんどなくなるまで活用されていることと比べると、電話やファックスの利用が散見され、これらのメーリングリストではさらなる改善が可能であると思われる。

 メーリングリストの開設、維持管理は容易である事から、現在メーリングリストを使用していない各委員会・部会等に対して、メーリングリストを利用してもらえるよう働きかけを続けている。

(3) 日母メーリングリストの現況(平成13年1月末現在)

 1) 登録者  692名
 2) 総発言数 1,911件(H12.1〜H12.12までの発言数は1,014件)
 3) 支部会員数にしめる登録者数の割合(上位3支部)
  香川県(22.43%)
  青森県(17.09%)
  愛媛県(12.20%)
 4) 各年代別の会員に占める登録の割合
  20歳代(2.3%)
  30歳代(6.4%)
  40歳代(8.7%)
  50歳代(7.6%)
  60歳代(4.3%)
  70歳以上(1.1%)
 5) 登録者の年代別分布
  20歳代(2.3%)
  30歳代(19.4%)
  40歳代(34.5%)
  50歳代(25.7%)
  60歳代(13.6%)
  70歳以上(4.5%)
 6) ブロック別の会員に占める登録の割合
  北海道(5.7%)
  東北(6.2%)
  関東(5.0%)
  北陸(5.7%
  東海(5.6%)
  近畿(3.6%)
  四国(8.0%)
  中国(12.0%
  九州(4.7%)