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低用量経口避妊薬(ピル)承認のお知らせ

 

 平成11年6月2日開催された中央薬事審議会常任部会において、これまでの意見を踏まえ、添付文書並びに医師向け情報提供資料および服用者向け情報提供資料のほか次の事項につき、審議するとともに、これまでの審議を総括した結果、承認されました。今後、速やかに承認のための事務手続きを行うこととしています。ピルについてのガイドラインおよび発売等が決まりましたら、順次お知らせ致します。

 

【注意】

  1. 第三世代のピル「マーベロン」(日本オルガノン株式会社申請)については、第二世代のピルに比較し血栓症のリスクが2倍とのWHOの疫学調査報告を否定し得ないことや諸外国における対応状況を踏まえ、処方にあたってはその他のピルが適切でないと考えられる場合に投与を考慮する(第一選択薬とはしない)旨を添付文書に盛り込むこと。

  2. 医師の処方によるほか、医師の処方せんの交付を受けた薬局においてのみ販売等ができる「要処方せん薬」とすること。

  3. 長期間の市販後調査を必要とすることから、再審査期間を10年間とすること。

 

【参考】ピルの中央薬事審議会における審議経過(詳細・厚生省

平成2年7月以降

 9社16品目について承認申請

平成3年2月〜平成9年2月

 配合剤調査会で審議

平成9年2月〜平成9年10月

 医薬品特別部会で審議

平成9年12月〜平成11年6月2日

 常任部会で審議常任部会で承認を「可」とする答申

 

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