- 【日母ホームページの充実】
1.日母インターネットサーバの稼働とその利用
平成10年4月より、日母で自前のインターネットサーバーが立ち上げられ、本年度はその運用と更新の年となった。また11月に回線業者を変更することにより、より安価に維持できるようになった。日母事務局の努力でホームページは1日300件以上のアクセスがあり、昨年だけでも5万件以上のアクセスがあった。さらにホームページは充実してきており、月2回の更新を行ってきている。更新する内容は公開前にメールで当委員会メンバーに連絡してインターネット上で内容をチェックするようになっている。現在のホームページの内容の一部を添付する。
2.ホームページとその運用
サーバーの運用は事務局が業者との連絡の上、うまく稼働している。ホームページの内容については、ラジオ短波で放送している「日母アワー」の原稿をはじめ、各部からも積極的に参加していただき、女性保健部から「母性健康管理指導事項連絡カード」、「低用量経口避妊薬」、「遺伝相談施設」、「母性健康管理」、「不妊相談センター」、「不妊治療」、広報部から「日母医報目次」、学術欄、特集のindex、勤務医部から「研修指定病院案内」、医療対策部から日母様式「カルテモデル並びに指導票」等、学術研修部から「研修ノート一覧」、「研修ニュース一覧」、「会員研修テーマ」など、総務部(法制)より今年度は「女性の権利を配慮した母体保護法改正の問題点―多胎減数手術を含む」日本母性保護産婦人科医会提言(案)について、一般を含むかたちでアンケート調査を行うなど、画期的な活用法を行ってきている。
ひとつの推計によれば、現状では日本人2000万人がインターネットにかかわっているとされ、4年後には5000万人がかかわるとされている。このように社会への普及は急速に進行している。
最近では個人的なホームページに書かれている事柄が、大きく取り上げられマスコミで騒がれたり、裁判沙汰になったりしてきている。新聞記者は真っ先にホームページを漁って記事を仕上げるともいわれ、ホームページに書かれた事柄が社会に大きくアピールするようになってきていることは確かである。
このことを踏まえ、日母の見解や意見の発表の場として、ホームページを活用する方法について検討がされた。しかし、これは当委員会にとどまらず、日母組織全体として検討する時期にきていると考えられる。
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