- 【電子メール(日母メーリングリスト)の有効活用】
1.日母ネットから日母メーリングリストへの移行
平成11年度は、当初パソコン通信とインターネット上の日母メーリングリストを併用していたが、メールの利用がほとんどインターネットに移行したので、5月にニフティサーブ上に開設していた日母ネット(パソコン通信)を閉鎖し、インターネット上のメーリングリストへ完全に移行した。移行は非常にスムースに行われトラブルはなかった。
2.日母メーリングリストの概況
日母本部に設置したメールサーバーにより日母メーリングリストを運用しているが、現在主として稼働しているのは、日母会員を対象としたjaog-allである。日母メーリングリストでは、平成12年2月の時点で登録会員数478名、総発言数1080件となり時節に即した、あるいは臨床上有益な議論が日々なされている。この1年間におけるメーリングリスト上の話題は、習慣流産、コルポ診、妊娠中の座席の優先順位、高齢出産、血栓性血小板減少性紫斑病、投薬時説明義務、助産院での分娩、西暦2000年問題、モーニングアフターピル、トリプルマーカースクリーニング、癌の告知等々非常に多岐にわたり、活発に実際的で有益な意見交換がなされている。また、メーリングリストと日母医報との関連も深まってきており、メーリングリスト上でなされた子宮収縮剤についての議論が平成12年1月号の日母医報の特集として紹介されている。
メーリングリストの最大の特徴は、会員間、あるいは会員−日母間、支部−本部間等を低コストで、短時間に双方向的に結べる点にある。日母メーリングリストが活用されていることより、これらの利点は徐々に認識されてきていると考えられるが、今後も継続的に日母メーリングリストを活用していくことで、日母会員のニードを捉えられると考えられる。
以下に日母メーリングリストの現況(平成12年2月時点)を示す。
- 登録者 478名
- 総発言数 1080件
- 支部会員数にしめる登録者数の割合
第一位 香川県 15.4%
第二位 青森県 11.7%
第三位 愛媛県 9.9%
次は 石川県(7.1%)、群馬県(7.0%)、鳥取県(7.0%)- ブロック別、会員数にしめる登録者の割合(図1)
北海道 東 北 関 東 北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 3.3% 4.0% 3.4% 4.5% 3.2% 2.6% 5.3% 8.5% 3.4% - 参加者の年代別割合(年齢不明者は除く)(図2)
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代〜 2.8% 18.9% 37.6% 22.4% 14.5% 3.9% - 参加者の所属ブロック(図3)
北海道 東 北 関 東 北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州 3.3% 8.2% 33.7% 5.6% 6.5% 14.2% 9.6% 8.8% 10.0%
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