コンピュータウイルスは、人間によって意図的に作成された悪質なプログラムのことです。ウイルスは、使う人の意志とは関わりなく、コンピュータに不具合を引き起こします。
普通のプログラムと違い、ウイルスは自己複製(コピー)するように作成されています。またウイルスは発病症状を持っています。
●システムが起動しない。
●システムの起動に異常に時間がかかる。
●システムがすぐにハングアップ(フリーズ)する。
●ファイルやディスクが破壊される。
●ディスクへのアクセスが頻繁に起きる
などのほか、さまざまな症状が報告されています。
ウイルスと呼ばれるのは、その動作が自然界のウイルスに似ているためです。ウイルスは知らない間にコンピューターに侵入し、不正な被害をおよぼします(感染)。またコンピュータに潜伏し、ある時期がきたら活動を開始(発病)する場合もあります。
インターネットが普及し、メールを利用して連絡をしたりファイルをやりとりしたりすることが、当たり前のようになってきましたが、それに伴い、ウイルスによる被害も拡大しています。
ウイルスに感染してしまうと、知らない間に自分がウイルスの感染を広げてしまう加害者になってしまう恐れもあります。
被害にあわないためにも、また加害者にならないようにするためにも、ウイルス対策は必ず行いたいものです。
【参考】
トレンドマイクロ社のホームページ http://www.trendmicro.com/jp/
ウイルスに関するさまざまな情報が提供されています。
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