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【広域ネットワーク(インターネット)】
1.日母インターネットサーバーの立ち上げ
今年度は4月より、日母で自前のインターネットサーバーを立ち上げた。日母に特有で一般に分かりやすいドメイン名 jaog.or.jp である。これにより日母のホームページのアドレス(URL)は http://www.jaog.or.jp/ いう分かりやすいものとなっている。その他ドメインネームサーバー、メールサーバー、メーリーングリストサーバーを立ち上げて完成した。また自前でのインターネットサーバーの立ち上げで管理保守をしやすくしている。
2.ホームページの立ち上げとサポートシステム
インターネットの日母ホームページの立ち上げは、4月より試行開始され、公式には9月より公開する運びとなった。今後内容については各部署の検討が必要だが、現在のところ次のような内容が立ち上げられている。来年度にはさらなる充実が求められる。
サポートは現在のところすべて事務局で運営管理され、月2回の更新をしている。このため他の組織では多額の経費がかかるところ、日母では非常に経済的になっている。更新された内容はメールで固有のホームページアドレス(URL)を委員に公開してインターネット上で内容をチェックした上で公開するようにしている。
3.電子メール
電子メールの用途は FAX に大変近いと思われている。しかし「情報を再利用できる」「自動転送できる」「自動処理できる」など、FAX にはできない利点が多い。
日母インターネットサーバーとともに、メールサーバーの立ち上げが行われた。それによりメールアドレスを自前で管理できるため、必要な職員などにも、すべて与えることができるようになった。インターネットが身近になり、今後の各部署での有効利用が期待される。
4.メーリングリスト
特にメーリングリストという仕組みを使えば、参加グループへの同報通信機能により、一通のメールを送るだけで全員に情報伝達を行ったり、ディスカッションや意見交換を行え、電子メールの用途は FAX に大変近い。日母インターネットサーバーにより、メーリングリストサーバーの立ち上げも完成した。
現在 jaog-all@list.jaog.or.jp というメールアドレスを登録された会員に利用してもらうことにより、登録会員すべてにメールが配信されるようになった。このようにインターネットへの接続で有効利用の基盤ができたことになる。現在のパソコン通信による日母ネット同様に会員同志の議論や提案や連絡システムとしても大変活躍し始めている。日母本部支部などのメーリングリストも簡単に構築できるので、今後支部の環境が整えば大変有効な利用法が得られるものとなるであろう。電子メールは、そのままデータとして再利用できる利点は大きい。例えば、この委員会の連絡はすべてインターネット上に設置した当委員会メーリングリストを介して行っているし、この答申書もすべてメーリングリストで、委員全員で作成し推敲したものである。このようなことが日常的に各部署で行われるようになれば、事務の能率化、迅速化、経費の削減など大きな変革が期待される。
また日母ネットは漸次インターネット上のメーリングリストへ移行してゆくべきであろう。
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