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埼玉県産婦人科医会

会長挨拶

私たちの活動をより身近にお伝えするために


埼玉県産婦人科医会のホームページにアクセスいただき有難うございます。 さて、産婦人科とは臨床上は一つの科を指しますが、じつは妊娠や出産を取り扱う周産期すなわち産科部門、子宮がん検診・頸がんワクチン接種などの腫瘍領域、それから不妊症や不育症に対する生殖内分泌、さらには月経不順や更年期のトラブルなどが対象になるヘルスケア医療といった具合に、大きくわけて四つの分野から成り立っています。つまり、お子さんからお年よりに至るまでの幅広い期間に女性のからだに現れるさまざまな変化について切れ目の無いサポートを受け持つ専門の診療科と言って良いでしょう。 その中で、私たちの活動をより身近にお伝えできるものに「女性のための市民公開講座」があげられます。これは、女性の健康週間(ひな祭りの時期の3月上旬)に合わせて、年に一度、先に述べた四分野から皆さまが興味を持たれる題目を選び出し、県下東西南北のそれぞれのブロック医会が持ちまわりで講演会を開催する試みです。 一昨年は、西の川越で「卵子の老化」のお話を、昨年度は、南ブロックの大宮地区で「最新不妊治療」とのタイトルでディスカッションを行いました。次回は、東ブロック(越谷)が当番で「男性不妊」について勉強する集いを予定しています。毎回それぞれ第一線でご活躍のエキスパートの先生方がおのおののテーマに関して分かりやすく解説されますので、ぜひお気軽にご参加ください。まずは、このような機会を通じて私たちの事業をご理解いただけたら幸いに思います。各イベントに関連する情報は詳細が決まり次第、本ホームページにアップいたします。 ほかにも、妊婦さんたちに直接関係する「妊婦健診公費負担制度」にのっとった健診助成額を毎年行政と話し合って決めますが、これも大変重要な仕事の一つになっています。 以上、ここではふだん私たちが展開している運動の一端をご紹介しました。今回の閲覧をきっかけにぜひ埼玉県産婦人科医会にご協力たまわり、暖かいご支援をいただけるようお願い申し上げます。

埼玉県産婦人科医会 会長

小室 順義

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平成29年度役員