平成16年度 情報システム委員会 答申

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□ 名簿



□ 電子会議についての検討




平成17年3月

社団法人日本産婦人科医会
会 長  坂 元 正 一 殿

情報システム委員会
委員長 原 量宏

情 報 シ ス テ ム 委 員 会 答 申


 本年度は、IT(情報技術)の管理開発を行うこと、新技術の導入検討を目標に事業を推進しました。

 会員向けの情報をインターネット経由で迅速に公開できるよう、パスワードで制限した会員専用のホームページには、印刷物としての医会報が会員の手元に届く10日ほど前にその内容を掲載することができました。このことは、情報化社会においてとても重要なことです。
 会員メーリングリストの登録者は本年度1250人を超えましたが、それ故にメーリングリストの運営(あり方)が問われ、今年度は「JAOG会員メーリングリスト規約」を策定しました。今後も登録者を増やしつつ節度を保ったメーリングリストの運営を推進します。

 事務運営面では、本部事務局とすべての都道府県支部との間において、電子メールで連絡がとれるようになったことから、本部から毎月送付する月例連絡は全面電子文書化となりました。これにより経費や人件費の削減が図れました。
また電子会議の検討を進めました。技術的には比較的簡単に導入できますが、現在のところまだ高額な商品であり、今後はコスト面での検討が重要になります。
政府の発表した「IT政策パッケージ-2005」に明記されているように、今後の電子カルテは、Web技術を応用したネットワーク対応の電子カルテが主流になります。今年度開発されたWeb版周産期電子カルテは、全世界どこからでもインターネットを介してカルテの閲覧が可能です。セキュリティ面、データ管理の面での問題も解消されつつあります。

 最後に本委員会に対する、執行部、事務局、各委員のご努力に心より感謝し、今年度の答申の言葉といたします。